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〜この部屋では私の身近に起きた、ほんの些細な出来事や、季節の便りをお届けします〜

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[472] 幸運を作ってみよう   2008年06月20日(金) 22時14分 更新


明日は早や夏至だ。

子供のころから四つ葉のクローバーを見つけると幸運が訪れるのだと聞いていて、不幸な私は幸福に与りたいと欲深く草むらに入っては四つ葉のクローバーを探しまわった。


しかし、探し回っているときには一っとして見つけだすことが出来なかった。ところが、なんでもない時の道端や公園などでふと目がとまり四つ葉のクローバーを手にしたものである。とんでもないことに五つ葉のクロ−バーまで見つけてしまったのにはたまげた。


そんなときやっぱり無欲の勝利だなどと勝手に喜んできたが、この四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れるという言い伝えはもともとヨーロッパから伝わったものらしい。


それは夏至の夜に摘草をすると薬草や魔除けの力があると信じられていて、また四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運をもたらすと言われている。

三つ葉のクローバーはキリストの三位一体(父なる神/キリスト/聖霊)をあわすともいうそうだ。日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印だとされているらしいが、三つ葉でも四つ葉でも結局幸せを運んでくれるものなのだ。


ところで夢のない話だが、幸運を運んでくれるという四つ葉は成長点が傷つけられたためにできた奇形なのだそうだ。

だから公園や道端などよく踏みつけられる場所で比較的見つけられるらしく、人の踏み入らない草むらを探し回った欲深な者には幸運が訪れてくれなかったことには体験上納得している。

それでも欲深く幸運をつかみたいというのであれば、四つ葉のクローバーは針などで成長点を刺激することによって作り出すことができるようなので、たくさんの幸運を作り出してみては如何かと思う。

因みに私はもう既に幸運にありつき、幸せに溢れすぎて、これ以上の幸運があれば幸運攻めに悩まなければならなくなるので、これ以上の幸運はごめんである。

(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!

[471] 菊池渓谷の清流   2008年06月18日(水) 05時44分 更新




























先般阿蘇へのドライブの帰途菊池渓谷を歩いた。

昔、この清流と滝つぼの澄みきったブルー水の色を見て「この上流にブルーレット置くだけが置いてあるんだよ」と冗談を飛ばしたら、同行のご婦人がたのひんしゅくを買ってしまった思い出の場所だ。

そんなロマンもセンスもない小生ではあるが、今回も雨上がりにもかかわらず渓谷の美しさ、エメラルドブルーの滝つぼの澄みきった水の色に感動したことは以前と変わりない。




[470] 羅風留君 再訪問   2008年06月14日(土) 21時32分 更新





アメリカからの交換留学生ラフール君が我が家へ来る前のホームステェー先の花田さんとお世話人の古野さんたちと共に来訪。

現在、香港での大学で研修とのことでその合間の時を使って日本への訪問の短い滞在の中をお世話になった人たちや学友たちと旧交を温めているらしい。現代の若者にしては珍しい律儀な青年である。

[469] ようこそ!羅風留 君   2008年06月12日(木) 00時26分 更新






三年前の夏、交換留学としてアメリカから玄界高校で学んでいた時、3日間当寺へホームスティーをし、座禅体験と写経をしていったラフール君が、ひょっこり宗像へ立ち寄り再会。

[468] 仏教講演会   2008年06月07日(土) 21時38分 更新




この時期、教区の親寺・崇福寺の一派の信者組織である「円通会」では毎年一日受戒会を開いてきたが、今年は体制が整わず受戒会にかえて仏教講演会にした。

講師は北法相宗・清水寺貫主 森 清範師

森 清範師は北法相宗の清水寺の貫主であるが、実は森師は臨済宗、花園大学に学び小生の2年先輩であり、当時200人にも満たないカレッジではみな顔なじみであり、さらに臨済宗の専門道場での修行を努めてきた方である。もちろん今では小生の存在なども森師は知る由もなかろうが、そんな関係で違和感なく禅寺の崇福寺へお呼びすることができたのである。

清水寺は誰でも一度は修学旅行や京都への旅などで参詣したことのある寺であり、今年は「偽」の字であったが、毎年年末にはその年を象徴する漢字を揮ごうする和尚としてよく知られるだけあって、いつもの受戒会より参加者が多いという皮肉な具合であった。




[467] 甘茶干し上げ   2008年06月06日(金) 09時32分 更新

























先週摘んで、米のとぎしる漬け込みから十日たち、十分しっとり漬かったところで、今日はよく水洗いし、天日干しへ。

なんと天気予報では晴れマークだったのに雨がぽつぽつ落ちてきた。こら〜
このところ予報が外れたり、ずれ込んで肩すかしされることが多すぎだ。あてにな天気予報士なんて、やぶ医者より始末が悪い。資格はく奪だ〜ぁ

[466] 時代への追従   2008年06月04日(水) 20時34分 更新




“情報技術の近未来” −見える!使える!進歩する!−

ビジネスシヨウ 九州2008 

福岡国際会議場で毎年この時期の開かれるこの催しである。この時代の最先端の情報ネットワーク関連の製品、システム、サービスなどの展示説明があって、山寺にいるとおよそ無縁の世界であり関係ない情報ばかりであるが、毎年顔を出すごとに、出展品目も変わり時代の変遷、技術革新の様子がはっきりと感じられて面白い。また年々隔たりの大きさを知らされて溜息を吐きながら帰ってくる脱力感がまた心地よい。

[465] 春の芸術祭茶会   2008年06月02日(月) 14時11分 更新


































宗像茶道協会・会長より茶会のお招待きを頂いた。会長の瀧口宗芳師とは茶道協会との交わりのほか、彼とは同窓であり同級であるのだが、無粋で自己流家元の小生にとっては、およそ茶会などというものには無縁であり、お招きにもなんだかんだと言っては敬遠してきたことである。

ところが、昨年だかに彼は大病を患い、生死をさまよってこの世に帰還したことを、この春の同窓会で聞き、また再起にかけて社会奉仕へのかれの熱い思いを聞いたことである。

そんなことから、少なからず彼の人間性に心を打たれて、なんとなく茶会にでも顔出しをしてみようかという思いで出かけたものである。

ただ残念ながら、行った時間帯がお客の集中時間なのか、二席とも待合控えの間には待ち客がいっぱいだった。せっかちで、こらえ性のない小生には、これには我慢がならず、急用ができ時間がなくなったことを受け付けに告げて、水屋見舞いだけを渡して帰ってきた。

受付の人はすぐに席を用意するからと言って優先させてくれようとしたが、今まで並んで待っていた人もいるのに、割り込み優先入室はもってのほかだと、お断りして帰ってきた。

どうも、このせっかち、こらえ性のない性格を直さないと茶会へ臨む資格がないようである。

[464] 結束が生んだ勝利   2008年05月31日(土) 12時08分 更新
総代諸氏の日ごろの労をねぎらうためと、未だ一度も出かけたことのない未知なる壱岐の島へ行ってみたいという思いがあって、「総代研修会」の名目のもとに総代衆6名を伴い、ジェットフェリーに乗り込んだ。

雨上がりの視界不良でだったために、乗船とともに、持参の「薬害C型肝炎 女たちの闘い」−国家が屈服した日ー というタイトルの文庫本を開いた。

ちょっとした時間つぶしのための持参だったが、ページを開くごとに彼女らの命を削っての闘いの思いがつたわり、涙が流れ流れて止まらなく、また薬害の実態と国の責任回避の姿勢に対する憤りを新たにさせられた。

この本は「薬害C型肝炎」に取り組んだフジテレビ調査班編集によるドキュメントである。実はこの「薬害C型肝炎訴訟」に係わった弁護団の一人の知人の若手弁護士が自ら担当した原告さんの登場もあって小生のもとに送られてきたものである。

彼女の活躍は新聞、TV 等で知りこの事件には関心はあり見守り続けてきた事であった。そして福田首相の謝罪と「薬害肝炎 救済法」成立へこぎ着けられたのはの弁護団と原告の人たちの一枚岩の結束によることを知っていたからなおのことで、その思い入れによる涙でもあったかも知れない。

[463] 甘茶の仕込み   2008年05月26日(月) 10時08分 更新


























来年のことを言えば鬼笑うとはいえ、来年の花祭用の甘茶の用意は今の若葉が作り頃。

寺の境内の甘茶の木は手入れが悪く、刈り込み時期が悪くてひん死状態だ。

仕方なく今年は休ませて、近所の家の裏山土手に野生状態で植えられ、育った甘茶の木から積んで来た。

寺の瘠せ地より、よその山の腐葉土の中の甘茶のほうがおいしいに違いない。

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