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〜この部屋では私の身近に起きた、ほんの些細な出来事や、季節の便りをお届けします〜

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[494] 写経の集いと座禅会   2008年10月24日(金) 14時20分 更新





























毎週の祈りと写経の集いを行っているが、最近では祈りの集いの参加だけで、写経の方での参加者が途絶え気味だった。昨日は久々二名のご婦人の参加があって、自分も久々写経のお伴をさせてもらった。

夜は定例の座禅会。先週は和尚自身が曜日を間違えて、不在いたし連絡なしに休会となってしまい、真っ暗な本堂を拝んでお帰りいただく結果となり、誠に申し訳ないことをしてしまった。

画像は昨日の写経参加の方が、「むなかた道の駅」の園芸店でもとめたといつて持参してくださった「大文字草」

[493] 降る星の花びら   2008年10月12日(日) 17時31分 更新






























パラパラと小さな音をたてて金木犀の花が絶え間なく降りそそぎ、幹の周り一面は黄色の雪が降ったように積もり芳香を残す。

一つ一つが南の島で見た星の砂のような形をして、金木犀ならぬ金木星から降り注いだ星の花びらの如く見えてきた。

[492] 世界遺産への道のり   2008年10月10日(金) 13時54分 更新






















先月、文化庁は「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界遺産登録への国内暫定リスの追加物件として取り上げてくれた。

現在日本には世界遺産暫定リストとして14件あり、さらに精査が行われての選考があり、世界遺産登録にはまだまだ厳しい状況である。だが、暫定リストへの採用は大きな一歩前進として喜ばしいことである。

 そんな中、過般インターネットの検索で「世界遺産 宗像」の入力でわが承福寺ホームページの「世界遺産登録への是非を問う」−宗像大社と沖ノ島ーというコーナーが最初に開き、宗像市が進めている沖ノ島世界遺産登録運動への印象が悪いというクレームがあることを最近聞いた。そしてこのコーナーを何とかしてもらえないかとの要望がきた。

 もちろん推進にマイナスであれば、申し訳ないこととして、反対だという人の意見を載せた「和尚の小部屋」の箇所は削除いたしましょうと言い、早速取り除いた。

しかし「是非を問う」ということの市民の声まで抹殺しようというのは如何なものかと、「世界遺産登録への是非を問う」というコーナーの削除要請は受け入れかねた。


 
 私は宗像市の一つのお役目として行政側の立場も頂いていて、世界遺産化への反対運動など考えてはいないのである。

だが、信仰の島として、島そのものを御神体の如く聖なる地として千年もの間守り続けられてきた沖ノ島を、いまさらなぜ俗世間の価値としての世界遺産へにする登録のメリットがあるのかという、信仰者の心情をありのままに述べていたにすぎないのである。

だからこの信仰心情まで曲げることはできないことであり、自分が自分でなくなることでもあって、そこまで求められてはいないが、これにはいささか不快感がわく。

 私は登録を目指す推進する側としての郷土の文化、あるいは文化的価値を高め、郷土の誇りを作りたいとの思いは十分理解しているつもりである。

 しかし、一般市民からは行政本位の一方的推進であり、市民の声としての世界遺産登録の期待も喜びの声さえ聞こえて来ない現状はなぜだろう。

 たかが、承福寺ごときアクセスさえ少ないHPのひとつのコーナーへ目くじらをたて、世界遺産登録へのマイナスだと考える人がいることこそ、問題ではなかろうかという気がしてきた。

こんな小さな意見がマイナスし、世界遺産登録が流れような程度のものなら、それだけの価値のものでしかなく、グローバル的視野の世界遺産にしようとすること自体がおこがましいことではないかと、逆に注意をうながしたことであった。

さらに、市民へのアピールとして、行政側の押し付けの説明でなく市民レベルで誇れる宗像の文化学術的価値、自然遺産を市民自身が誇りを持って世界遺産化を推進する気風を作るべきではないかとの提案をさせてもらった。そのためにも賛否両論の市民の意見を聞き論議を活発にして宗像を世界遺産へ盛り上げていくことこそ大事なことではないかと持論を伝えたものである。

 世界遺産になったらこんな素晴らしいよと誇れてこそ、市民運動としての世界遺産推進運動ではないのかとの思いである。

[490] 宗像大社秋の大祭   2008年10月03日(金) 08時57分 更新


































かつては田島放生会としてにぎわった宗像大社秋季大祭の2日祭の参列。大宮司家菩提寺として玉串を捧げ、他の参列の神社の宮司方との直会にも参席。


画像は祭式中に舞われる翁舞い.
この翁の面は玄界灘の鐘崎の岬沖から鐘を引き上げようとしたら、鐘は揚がらず、そのかわりに翁面が海中より浮き上がったとされる「沈鐘伝説」が伝わっていて、この伝説にもとづき、浮かび上がった面をつけて、舞を奉納される。

[489] 勝利宣言 (*^-゜)vィェィ♪   2008年09月25日(木) 23時01分 更新


























お彼岸中の殺生は好むところではないが、今年もまたわが部屋のすぐ上の軒先にスズメバチが巨大な巣をかけて、夜明けとともに大量の蜂どもががブンブンでなくブワンブワンという羽音をたてて活動を始める。うるさくて寝てはおれない。壁を隔てているいるとはいえ、危険極まりないし、間違えば参詣者にも危害が及ぶ可能性もある。

早速蜂の巣撤去作戦開始。承福寺はスズメバチ好みの造りなのか、スズメバチの最適環境なのか毎年どこかに巣をかける。
蜂退治は危険ではあるが、毎年のこととなると蜂ハンターのプロ並みの蜂の巣撤去のコツが身について、結構スリルを楽しんでいる。そんな殺生を楽しむ自分がいささか怖い。


写真は撤去前の巣と、蜂たちを追い払い巣の外皮をとり破って寸法を測る。
縦70センチ、胴回り157センチ 巣盤が八段あり巣盤の最大直径52センチもあった。


[488] 暑さ寒さも彼岸まで   2008年09月21日(日) 21時46分 更新




























今日はまたお供えとして新米がご近所の農家から献上された。毎年のことながらこの時期には、梨、ブドウ、栗、みかん等々季節の果物のお供えがあり秋の味覚を十二分に堪能させて頂いている。 有り難いことである。

春分には豊穣を願って種をまき、秋分の季節には収穫を感謝して神仏に供えをした素朴で純真な信仰が今もいきづいている。仏教の教えががどうの、神様さまの教えががどうのではない。神仏に守られ、先祖様のお陰をいただいているとの感謝のあらわれである。感謝に何故も、どうしてという理屈はいらない。有り難きことである。

[486] 藏暉会参加   2008年09月07日(日) 19時37分 更新



さる5日、先師、藏暉室・雪窓老師の会下の集い藏暉会に久々参加した。

会費を何年分も未納だと請求されたが、当日会費しかもち合わせが
なくて、帰りの汽車賃がなくなると泣きついて、幹事の温情に与り、
いつでもよいからとうやむやにして頂いた。

会場は千畝居士の御縁の寺である広島の曹洞宗・国泰寺で法要を勤め、夜は宮島・厳島神社すぐ近くの古宿で懇親会を開き法談を交わし、また旧交を温めた。

[485] 秋のふれあいコンサート IN 承福寺   2008年09月03日(水) 23時49分 更新































来る9月23日秋季彼岸会法要終了後、宗像フィルハーモニー管弦楽団のコントラバス奏者の早瀬竜一とその仲間たちによる“名曲ふれあいコンサート”をもって仏前奉納演奏をして頂くことにした。

[484] 脳から教育を考える   2008年08月26日(火) 22時19分 更新





夏休みもあとわずか。来週からいよいよ2学期が始まる。これに先立ち宗像市立の小中学校の全教職員が集まり宗像ユリックス ハーモニーホールにおいて全体研修会と教育講演会が開かれた。

平成20年度宗像市教育施政方針や教育21世紀プラン2008と宗像市が方針としてすすめる小中一貫教育の推進に関する説明を通して周知徹底と教員としての使命感の向上を図るための集会である。

2部は教育講演として「脳から教育を考える」〜子どもの学力と脳の関係〜
というテーマで福岡教育大学教授の永江 誠司先生の話をうかがって有意義なひと時を過ごした。

[483] 盆の暮れ   2008年08月21日(木) 23時08分 更新





























“玄海の空いっぱいに盆太鼓”

盆が過ぎて夕立ち、雷雨が続きさしもの暑さも和らいできた。18日は例年の如く観音縁日での盆踊りが境内でおこなわれた。踊り手もだんだん増えてきた。

今年は国際色も加わって、近在のロシアのご婦人も踊りの輪に加わったり、小生がお世話する九州大学大学院の学ぶ中国からの留学生も浴衣がけで踊りの輪に参加して大変はしゃいでくれていた。博士学位をとるまでの2年間は彼女はわが孫娘である。

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